レーン接続モデル
drawtonomy のレーンは、2 本の境界とセンターラインだけでなく、4 つの接続スロット — Next、Previous、Left、Right — を持っており、これらが道路ネットワークへの接続を表現します。
4 つのスロット
Section titled “4 つのスロット”| スロット | 意味 |
|---|---|
| Next | このレーンの交通が流れ込む先のレーン。 |
| Previous | このレーンに流れ込む元のレーン。 |
| Left | 境界を共有する、すぐ左のレーン。 |
| Right | 境界を共有する、すぐ右のレーン。 |
接続は双方向です: Lane A の Next を B に設定すると、B の Previous も自動的に A に設定されます。エディタがこの不変条件を維持します。
接続によって可能になること
Section titled “接続によって可能になること”2 本のレーンが境界を共有している場合 — Left/Right の隣接関係や、Next/Previous で末端どうしが接続している場合 — その境界は単一のオブジェクトです。境界の点をドラッグすると両方のレーンが更新されます。
トポロジーが「何が何にくっついているか」を既に把握しているので、レーンを微調整するたびに手作業で形状を直す必要はありません。
整合性のあるエクスポート
Section titled “整合性のあるエクスポート”OpenDRIVE と Lanelet2 はどちらもレーンの接続性をエンコードします。drawtonomy のエクスポータは接続スロットを直接利用するため、エッジケースで破綻するような推論やヒューリスティクスを使いません。エディタ上で正しく見えるシーンは、ポリラインの寄せ集めではなく、本物の道路ネットワークとしてエクスポートされます。
インポートとのラウンドトリップ
Section titled “インポートとのラウンドトリップ”Lanelet2 インポータは .osm ファイルから同じ接続モデルを読み取ります。drawtonomy で Lanelet2 地図を編集し、トポロジーを失うことなく書き戻せます。
接続が自動推論されるケース
Section titled “接続が自動推論されるケース”drawtonomy は意図が明確な場合に自動的に接続を設定します:
- 既存レーンの端点から始まるレーンを描いた場合は Previous を設定。
- Lane ツールでの並列レーンショートカット(Alt+クリック)は Left または Right を設定。
- 交差点テンプレート を配置するとすべての進入レーンが結線されます。
- Lane Generator は OSM のトポロジーから明確な接続を推論します。
それ以外の場合は属性パネルで手動設定してください — レーン接続を管理する を参照。
接続でエンコードされないもの
Section titled “接続でエンコードされないもの”- 進行方向 は Next/Previous で暗黙に表現されますが、独立してはエンコードされません。双方向道路は対向する 2 本のレーンとそれぞれ独自の Next/Previous チェーンとしてモデル化します。
- 交差点での進路規制 は drawtonomy 自体ではモデル化されません。交差点テンプレート経由で OpenDRIVE/OpenSCENARIO のエクスポート時に表現されます。
- 制限速度、路面種別、照明 — いずれも対象外です。drawtonomy はジオメトリ + トポロジーまでを担当し、セマンティック属性はスコープ外です。
- レーン接続を管理する — エディタ上での操作手順。
- drawtonomy.svg 形式 — 保存時に接続情報がどう永続化されるか。