drawtonomy と AccidentSketch.com
AccidentSketch.com
Section titled “AccidentSketch.com”AccidentSketch.com は、一般ユーザー(多くは事故にあった本人)が道路上の事故を視覚的に記録するための、無料のオンラインツールです。完全にブラウザ内で動き、意図的にシンプルに作られています。
公式サイトと各種紹介から見える範囲だと、扱う領域は次のとおりです。
- drag-and-drop の UI。ツールボックスには、線・四角・矢印・スリップ痕・テキストボックスが揃っている。
- 場面に合わせた車両アイコン。色やナンバープレートのラベルを変えられる。
- 車両を回転・配置できる。
- 1 つの事故ファイルに、写真・書類・専門家のレポートを紐づけられる。
- スケッチを印刷したり、メールでそのまま保険会社に送ったりできる。
- ブラウザがある端末ならどこからでも使える、無料アカウント方式。
「個人が事故報告のためにスケッチを作る」という用途に特化した、意図的に狭いツールです。
drawtonomy が役立ちそうな場面
Section titled “drawtonomy が役立ちそうな場面”drawtonomy と AccidentSketch.com は、「ブラウザで動く無料の道路シーンの描画ツール」という意味では似た位置にいますが、フォーカスは違います。AccidentSketch.com は個人の事故報告に特化、drawtonomy は自動運転を含めた運転シーン全般を扱います。
drawtonomy が事故スケッチを超えてカバーしているもの:
- レーンの意味:レーン方向、next / previous / left / right の接続情報を最初から持つ。衝突に限らず、レーン構造が重要な場面で広く使える。
- OpenSCENARIO 1.3 / OpenDRIVE 1.8 の書き出し(esmini 再生用)。事故報告では不要だが、AV まわりでは中心。
- Lanelet2 OSM の往復、AI Scene Generator、ROS 占有格子マップの取り込み。
- 車両・歩行者・信号のシェイプが豊富(セダン・バス・トラック・バイク、歩行 / 立位の歩行者、信号の各状態)。
- 形状と接続情報を保持したまま再編集できる
.drawtonomy.svg形式。
逆に AccidentSketch.com 側が強い点:
- 個人の事故スケッチに最適化された UI フロー。
- スケッチ・写真・書類を 1 つの事故ファイル にまとめて、どこからでもアクセスできるようにする運用。
- ダイアグラムの経験がない初回ユーザーにとって、学習コストがほぼゼロ。
自然な使い分け:「個人で保険会社に出す事故スケッチだけが目的」なら AccidentSketch.com、「レーンの意味、OpenSCENARIO への書き出し、自動運転・教育・コンサルの図にも同じキャンバスを使う」なら drawtonomy、というのがすっきりします。
ブラウザ道路図のコミュニティの中で
Section titled “ブラウザ道路図のコミュニティの中で”AccidentSketch.com、drawtonomy、SmartDraw、Easy Street Draw は、「上から見た道路スケッチを手軽に作れるようにする」という共通の関心を持っています。AccidentSketch.com は個人用途、Easy Street Draw は警察・保険のプロ用途、SmartDraw はドメイン横断の広い用途、drawtonomy は自動運転・ADAS 用途、というふうに、それぞれが別の層を最適化しています。