drawtonomy と MapToolbox
MapToolbox
Section titled “MapToolbox”MapToolbox は Autocore AI が公開しているオープンソースの Unity プラグインで、Autoware 用の Lanelet2 マップを作れます。
README によれば、扱う領域は次のとおりです。
- Unity ベースで HD マップを 3D 編集する。
- Autoware でそのまま使える Lanelet2 を書き出す。
- lanelet の作成、信号・停止線・標識の配置。
- Unity Package Manager 経由でインストールできる。
- LGPL-3.0 ライセンス。
すでに関連作業(シミュレーション、可視化、アセット管理)で Unity を使っているチームなら、Lanelet2 の編集も同じ環境にまとめておけるのが利点です。
他の Lanelet2 エディタ
Section titled “他の Lanelet2 エディタ”- TIER IV Vector Map Builder — ブラウザベースで、規制要素にも対応。
- JOSM(Autoware Lanelet2 プラグイン付き) — デスクトップの OSM エディタ。
drawtonomy が役立ちそうな場面
Section titled “drawtonomy が役立ちそうな場面”drawtonomy と MapToolbox はほぼ重なりません。一方は Unity ベースの 3D エディタ、もう一方は 2D のブラウザホワイトボードで、同じワークフローの中に並べて使うイメージです。
drawtonomy 側でできることは エクスポーターのドキュメント の範囲で、次のとおりです。
- Lanelet2 の
.osmを読み込み、編集可能なシェイプとして表示。 - 境界の整形・軽い幾何調整。
- 再エクスポート時、規制要素は sidecar 機構でそのまま戻す。
- UI 上で規制要素の作成・編集はサポートしない。
MapToolbox と併用するときに drawtonomy が補える点:
- Unity をセットアップせず、ブラウザだけで Lanelet2 マップを見られる。
- 論文・スライド向けに、Lanelet2 マップの一部を 2D 俯瞰の図として書き出す。
- 再編集可能な
.drawtonomy.svgをドキュメント用ソースとして残せる。 - 同じシーンを OpenSCENARIO 1.3 + OpenDRIVE 1.8 として esmini で再生できる形でも書き出せる。
Unity の中で Autoware HD マップを作るのなら、MapToolbox が正解です。drawtonomy は図と軽い閲覧専用に使ってください。
同じ Lanelet2 / Autoware コミュニティの中で
Section titled “同じ Lanelet2 / Autoware コミュニティの中で”MapToolbox は Unity のエコシステムに Lanelet2 編集を持ち込んでいて、シミュレータや可視化を Unity で作るチームにとって有用な橋渡しになっています。drawtonomy は同じ Lanelet2 OSM 形式を扱うので、MapToolbox で作ったマップを drawtonomy で開いて図を作る、あるいは軽く形を整えてから戻す、といった動線が成り立ちます。Vector Map Builder、JOSM、そして Autoware Foundation のエコシステム全体と並んで、両ツールは同じオープンな HD マップコミュニティに違う角度から関わっています。