交差点とラウンドアバウトを配置する — パラメトリックテンプレート
Intersection ツールは、レーン・境界線・横断歩道・交差点面を含む交差点一式をクリック 1 回で配置します。スタイルは 2 つあり、どちらもパラメトリックです。固定テンプレートの一覧から選ぶのではなく、必要な形状をその場で指定します。

ツールバーからツールを開き、パネル上部で Intersection か Roundabout を選び、パラメータを設定してキャンバスをクリックします。設定値は保持されるので、同じ形状を続けて何個でも配置できます。
Intersection スタイル
Section titled “Intersection スタイル”
| パラメータ | 値 | 効果 |
|---|---|---|
| Color | Black / White | 線の色。Black は全線を細い黒で、White は外縁を太い白、車線区分線を細い白で描きます。 |
| Legs | 3 / 4 | 3 で T 字路、4 で十字路になります。 |
| Width | Std / Wide | レーン幅。50 px (標準) または 60 px (幅広)。 |
| Lanes | 1 / 2 | 各流入路の片側車線数。 |
4 脚の標準的な交差点と、同じ生成器で脚を 3 本にしたもの:


幅広かつ片側 2 車線にすると、交差点面が大きな八角形になります:

交差点内の旋回接続は配置時に生成されるため、そのまま OpenDRIVE の <junction> として書き出せます。ASAM OpenDRIVE への書き出し を参照してください。
Roundabout スタイル
Section titled “Roundabout スタイル”| パラメータ | 値 | 効果 |
|---|---|---|
| Color | Black / White | Intersection スタイルと同じ線スタイルの規則です。 |
| Legs | 3 / 4 / 5 / 6 | 流入路の本数。等間隔に配置されます。 |
| Width | Std / Wide | 流入路のレーン幅 (50 px / 60 px)。 |
| Lanes | 1 / 2 | 各脚の片側車線数。 |
| Ring | 1 / 2 | 環道 (円形部) の車線数。 |
3 脚・4 脚・5 脚・6 脚。いずれも同じ生成器の出力です:

Ring は Lanes 以上でなければならない
Section titled “Ring は Lanes 以上でなければならない”ラウンドアバウトは、環道の車線数より多い流入車線を受け入れられません。2 台が並んで進入しても、環道に行き場がないからです。パネルはこの原則を強制します。Lanes を 2 にすると Ring の 1 が無効化され、Ring は自動的に 2 になります。
流入 1 車線 + 環道 1 車線、流入 1 車線 + 環道 2 車線、両方 2 車線:

半径は入力せず、自動で決まる
Section titled “半径は入力せず、自動で決まる”中央島の半径や外径を入力する欄はありません。半径は指定したパラメータから導出され、常に次の 2 条件を満たします。
- 口が重ならない — 脚数やレーン幅がどうであれ、隣り合う脚が環道に接する部分は重なりません。
- 車両が曲がれる — 標準的な車両が環道からはみ出さずに旋回できる幅を確保します。
たとえば 6 脚 × 2 車線を選ぶと、6 つの口が収まるように中央島が自動的に拡大します。パネルで選べる組合せは、構造上すべて成立する形状になっています。
パネル下部の Driving Side で全体が反転します。左側通行では環道を時計回りに、右側通行では反時計回りに周回します。形状は対称なので、変わるのはレーンの向きだけです。
配置された交差点の内部では、脚と環道が境界の点を共有しています。レーン編集で使うのと同じ ポイント共有 の仕組みです。脚をドラッグしても環道に密着したままで、隙間も重なりも生じません。

配置した交差点を、先に描いてあった道路とつなぐ操作は手動です。レーンを選んで レーン接続 で接続してください。
- Lane ツールを使う — 流入路を描く
- レーン接続 — 交差点を既存レーンにつなぐ
- ASAM OpenDRIVE への書き出し — 書き出したマップ内の junction