道路ネットワーク設計ツール — 無料・ブラウザ・OpenDRIVE対応
drawtonomy は、自動運転シナリオを描くための無料ブラウザホワイトボードです。レーン・交差点・ラウンドアバウト・高速インターチェンジがトポロジー対応のシェイプとして用意されているため、同じキャンバスが無料のブラウザ版道路ネットワーク設計ツールとしても機能します。ネットワークを描いたら、ASAM OpenDRIVE 1.8 または Lanelet2 にエクスポートしてシミュレーションに使えます。インストール不要、アカウント登録も不要です。
このツールが扱う範囲
Section titled “このツールが扱う範囲”このページでは、drawtonomy を運転領域専用シェイプを持つ 2D キャンバスとして道路ネットワーク設計に活用する方法を紹介します。Next / Previous / Left / Right 接続を持つレーン、交差点テンプレート、横断歩道、信号機、標識、停止線などのシェイプを使ってネットワークを構築し、OpenDRIVE (esmini・CARLA・Autoware などのシミュレータ向け) や Lanelet2 (Autoware HD マップ向け) にエクスポートできます。
他の道路ネットワークツールとの比較
Section titled “他の道路ネットワークツールとの比較”- MathWorks RoadRunner — 道路ネットワーク・HD マップ編集のデファクトスタンダード。商用・3D・OpenDRIVE 1.4〜1.8 フル対応。測量精度のオーサリングにはこちら。
- Truevision Designer — デスクトップ版 OpenDRIVE エディタ。非商用利用は無料。
- LaneMaker — 無料・3D・OpenDRIVE エクスポート対応。
- Vector Map Builder (TIER IV) — Autoware 向けの Lanelet2 / ベクタマップエディタ。
- CARLA — 自動運転シミュレータ。道路ネットワークとして OpenDRIVE を読み込む。
- esmini — OpenSCENARIO / OpenDRIVE プレーヤー。drawtonomy がエクスポートしたネットワークをそのまま使える。
drawtonomy はブラウザだけで完結・軽量・無料という立ち位置です。HD マップのオーサリングで RoadRunner を置き換えるツールではなく、道路ネットワークを素早くスケッチし、シミュレータにエクスポートして繰り返し改善するための 2D ツールです。
drawtonomy を選ぶ場面
Section titled “drawtonomy を選ぶ場面”- デスクトップ HD マップツールをセットアップせずに、道路レイアウトをすぐプロトタイプしたい。
- 衛星背景の上に交差点をトレースして、結果をエクスポートしたい。
- ビジュアル編集を間に挟んで OpenDRIVE と Lanelet2 を相互変換したい — OpenDRIVE と Lanelet2 の変換 を参照。
- ブラウザを離れずに esmini・CARLA・Autoware 向けの道路ネットワークを設計したい。
- 論文・スライド・教材に載せる道路ネットワーク図を作りたい。
標準搭載の機能
Section titled “標準搭載の機能”- 編集可能な境界線とトポロジー対応接続を持つレーンシェイプ。
- 交差点・横断歩道・信号機・標識・路面標示テンプレート。
- 経路・フットプリント付きの車両・歩行者テンプレート。
- 衛星写真・ロードマップ背景 (実際の場所をトレースできる)。
- ASAM OpenDRIVE 1.8 および OpenSCENARIO 1.3 エクスポート。
- Lanelet2 (.osm) の往復変換。
- ROS 占有格子 (.pgm + .yaml) インポート。
- drawtonomy.com を開く。
- 衛星背景を配置し、レーンを追加する。詳しくは クイックスタート を参照。
- Attribute パネルで Next・Previous・Left・Right の接続を設定する。
- OpenDRIVE 1.8 にエクスポートするか、OpenDRIVE + OpenSCENARIO の esmini 対応 zip か Lanelet2 にエクスポートする。