オフライン運用
drawtonomy はレーンを描画し、OpenDRIVE / OpenSCENARIO ファイルを 編集し、esmini でシナリオを再生する一連の操作をすべて編集データを ネットワークに出さずに行えるよう設計されています。本ページでは 現リリースで真の egress ゼロ ワークフローを実現する方法と、 それをワンタッチ化するために次期実装する内容を示します。
ここでいう「egress ゼロ」とは
Section titled “ここでいう「egress ゼロ」とは”エディタの初期ロードが完了した後は、明示的にトリガーされた 機能以外で外部へのリクエストが発生しません。トリガーとなる 機能は データフローとプライバシー で一覧化 しています。それらを使わなければ完全オフラインで操作でき、 ブラウザの Network タブで検証できます。
egress ゼロセッションのチェックリスト
Section titled “egress ゼロセッションのチェックリスト”- 地図背景を「Off」に。 道路タイル・衛星タイル提供元が 無効化されます
- 「Generate Lanes from OSM」を使わない。 Overpass API を
呼ぶ唯一の組み込み機能です。手描きするか、既存の
.xodrをインポート - 地図検索ボックスを使わない。 入力テキストを地名検索 サービスに送信します
- AI Scene Generator 拡張機能を有効化しない。 既定で 無効。Extensions パネルから開かない限り、LLM に接続する ことはありません
- エクスポートには同梱フォントを使用。 drawtonomy には Excalifont が同梱されています。このフォントを使った エクスポートでは Google Fonts への接続が発生しません
この 4 ステップ以降、drawtonomy はセッション中ずっと外部 リクエストを発生させません。ブラウザの開発者ツールで Network タブを「Fetch / XHR」フィルタにし、描画・ インポート・シナリオ再生・エクスポートを行ってもリストが 空のままであることを確認できます。
オフラインで完結するワークフロー
Section titled “オフラインで完結するワークフロー”- 道路ネットワークを手描き → レーンごとに属性設定 → OpenDRIVE エクスポート
- 既存の
.xodrをインポート → レーンジオメトリ・接続 編集 → 再エクスポート .xoscをインポート (catalog 参照含む) → 編集 → Play で esmini-WASM によりエディタ内で再生- esmini 用
.zipバンドル (.xodr+.xosc) を エクスポートし下流シミュレーションへ
これらはすべてブラウザ内で完結します。Overpass を必要と するのはオプションの「Generate Lanes from OSM」だけです。
ネットワークを要する機能
Section titled “ネットワークを要する機能”- OSM レーンインポート。 Overpass API が必要
- 地名検索。 公開 Nominatim インスタンスが必要
- AI Scene Generator 拡張機能。既定で無効。Extensions パネルを開いて選択したときだけ有効になります。プロンプト はブラウザからユーザーが設定した LLM プロバイダ (Anthropic Claude / OpenAI GPT / Google Gemini) に直接 送信され、既存のキャンバスはリクエストに含まれません。 詳細は セキュリティ FAQ 参照
ロードマップ: ワンタッチ「Offline mode」トグル
Section titled “ロードマップ: ワンタッチ「Offline mode」トグル”ハンバーガーメニューに Offline mode (network 0) トグルを 追加予定です。有効時:
- 地図タイル提供元・Overpass・地名検索・Google Fonts・Google Analytics を含む、エディタからの全 outbound リクエストを ブロック
- egress 無効化が一目で分かるバッジを UI に表示
- 自動テストで検証し、将来の変更でサイレントに通信が 再混入しないよう保証
優先度を上げたい場合は issue を立ててください。OEM ユースケースこそ本機能の最優先事項です。
- データフローとプライバシー — すべての送信先と 内容の一覧
- セキュリティ FAQ — よくある質問への回答