drawtonomy と draw.io (diagrams.net)
draw.io / diagrams.net
Section titled “draw.io / diagrams.net”draw.io(diagrams.net とも呼ばれます)は、無料で使える人気の汎用ダイアグラムツールです。ブラウザで動き、Confluence や Jira、GitLab、その他多くのプラットフォーム内で広く使われています。
公式サイト と drawio.com から確認できる範囲だと、扱う領域は次のとおりです。
- フローチャート、BPMN、UML、ER、ネットワーク図、AWS / Azure / GCP のアーキテクチャ図など、幅広いシェイプライブラリ。
- 多くのダイアグラムタイプ向けのテンプレート。
- Confluence、Jira、GitLab、GitHub、Google Drive、OneDrive、Microsoft 365、Notion など、たくさんのサービスとの連携。
- AI を使って図を生成する「Generate」ツール。
- ブラウザ版が無料で、デスクトップアプリや各種プラットフォーム向けのプラグインもある。
- オープンソースに親和的で、活発なコミュニティがある。
汎用的なダイアグラムであれば、特に Confluence や Jira を中心とするワークフローでは、draw.io は安全なデフォルトの 1 つです。
drawtonomy が役立ちそうな場面
Section titled “drawtonomy が役立ちそうな場面”drawtonomy と draw.io はどちらもブラウザベースで無料、という共通点はありますが、狙っている対象はかなり違います。draw.io は汎用、drawtonomy は専用。
drawtonomy が draw.io には載っていないものを扱う点:
- レーンの意味:レーン方向、next / previous / left / right の接続情報を最初から持っている。
- 運転シーン向けのシェイプ:車両、歩行者、信号、路面標示、交差点テンプレート、横断歩道など。
- OpenSCENARIO 1.3 / OpenDRIVE 1.8 の書き出しで esmini 再生まで対応。
- Lanelet2 OSM の往復、運転シーンに特化した AI Scene Generator。
- 上から見た道路シーンに最適化されたキャンバス。
逆に draw.io 側が圧倒的に強い点:
- フローチャート、UML、BPMN、ネットワーク図、クラウドアーキ、ER 図など、数十のドメインをカバー。
- Confluence / Jira / GitLab との緊密な統合で、ドキュメントやチケットに自然に図を組み込める。
- コミュニティ提供の大量のシェイプライブラリ。
- 長く運営されている汎用ツールとしてのエコシステム。
自然な使い分け:運転シーン以外のすべては draw.io、運転シーン(レーンの意味や ASAM 出力が必要な場合)は drawtonomy。どちらも SVG を出すので、Confluence ページや GitLab Markdown に貼り付ける運用は変わりません。
ブラウザダイアグラムのコミュニティの中で
Section titled “ブラウザダイアグラムのコミュニティの中で”draw.io、drawtonomy、Lucidchart、SmartDraw、Excalidraw、tldraw は、いずれもブラウザダイアグラムというエコシステムの中にいます。draw.io は汎用・無料・OSS フレンドリーな枠を、drawtonomy は自動運転という狭い枠を担当しています。両者の利用者層はほぼ重ならないので、競合というよりは並立する形です。draw.io の利用者で「運転シナリオの図を探している人」がいたら、drawtonomy が候補に入る、というくらいの関係です。