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図に LaTeX 数式を追加する

Math ツールを使うと、図の上に typeset された数式を配置できます。ソースは LaTeX、描画は KaTeX、ソースはいつでも再オープンできます。本ガイドは 5 ステップ・チュートリアル を読み終えた人向けのレシピ集です。

やりたいこと操作
新しい数式を配置下部ツールバーの fx をクリック → キャンバスをクリック
キーボードだけで/ を押す → キャンバスをクリック
既存の数式を再編集ダブルクリック。元の LaTeX でインライン・エディタが開く
空のままキャンセル入力欄が空の状態で Esc — シェイプが削除される

textarea はプレーンな LaTeX。下のプレビューは打鍵のたびに再描画されるので、シンタックスエラーは即座にわかります(該当箇所が赤くハイライトされ、エディタが落ちることはありません)。

\int_0^{\infty} e^{-x^2} \, dx = \frac{\sqrt{\pi}}{2}
\sum_{i=1}^n i = \frac{n(n+1)}{2}
\hat{y} = \sigma(W x + b)

全コマンド一覧は Math リファレンス を参照(Greek、演算子、装飾、行列、化学式など)。

align で囲むと論文スタイルの式番号 (1) (2) (3) がつきます。drawtonomy は大きなサイズでも式本体と番号が重ならないよう調整しています。

\begin{align}
\nabla \cdot \mathbf{E} &= \frac{\rho}{\varepsilon_0} \\
\nabla \cdot \mathbf{B} &= 0 \\
\nabla \times \mathbf{E} &= -\frac{\partial \mathbf{B}}{\partial t} \\
\nabla \times \mathbf{B} &= \mu_0 \mathbf{J} + \mu_0 \varepsilon_0 \frac{\partial \mathbf{E}}{\partial t}
\end{align}

番号なしで揃えたいときは align* または aligned

mhchem がバンドル済み。\ce{...} で化学反応式、\pu{...} で単位が、適切な矢印・添字・ローマン体で描画されます。

\ce{H2 + Cl2 -> 2 HCl}
\ce{H2O ->[\text{electrolysis}] H2 + 1/2 O2}
\pu{2.5 km/h}

数式を選択。右上に Math (LaTeX) パネルが表示されます。

  • Color — パレットスウォッチ、または More… で全 カラーパレット
  • Size — 8 px(脚注)から 200 px(ポスター見出し)までのスライダー。ドラッグ中の変化は 1 つの undo ステップにまとめられます。

グレースケール印刷(多くの IEEE / ジャーナル)には黒または暗いグレーが安全です。

選択枠の上端の回転ハンドルをドラッグ。Math は通常のシェイプなので、描画された数式全体が一体で回転します。

1 つ以上の Math シェイプを選択した状態で:

キー効果
矢印キー1 px ずつ移動
Shift + 矢印10 px ずつ移動

Cmd+CCmd+V。コピーは +20 px オフセットされて配置されるので一目で見えます。LaTeX ソースは保持されます。

作業中、drawtonomy は localStorage にキャンバスを自動保存します(debounce、タブクローズ時にも flush)。ページをリロードしても、LaTeX ソース・色・サイズ・位置がそのまま復元されます。

エクスポート — 出力先別の推奨

Section titled “エクスポート — 出力先別の推奨”
数式を貼りたい先形式
LaTeX 論文(最も一般的)PDF — テキストがパス化されており、フォント問題なし
LaTeX 論文、ベクター埋め込みSVGsvg パッケージ経由)または EPS
Google スライド / Keynote / PowerPointPNG(透過背景)、対応する場合は SVG
Notion / Confluence / ブログスケール優先なら SVG、SVG 不可なら PNG
後で再編集したい.drawtonomy.svg — drawtonomy のネイティブ形式。普通の SVG としても valid

詳細は エクスポート形式 を参照。Math の描画パスはキャンバス全体と同じなので、他のシェイプと同じ忠実度で出力されます。

  • 文章中のインライン数式 — drawtonomy の Text と Math は別シェイプです。文中に流したい数式は、Text で文を書いて隣に小さい Math を置く形になります(本来のインライン数式は LaTeX 原稿または Notion 系エディタの仕事です)。
  • 計算 — drawtonomy は LaTeX を描画するだけで、評価はしません。手計算の途中式は Mathematica / SymPy 等の CAS で生成した LaTeX を貼り付けてください。