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drawtonomy と SmartDraw

SmartDraw は、幅広い用途をカバーする商用のダイアグラムツールです。サイトプラン、フロアプラン、事故再現図、組織図、フローチャートなどに対応していて、ブラウザとデスクトップの両方で動きます。警察、保険、建築、ランドスケープ、企業など、利用者層も広いツールです。

公式サイト から確認できる範囲だと、扱う領域は次のとおりです。

  • 事故再現:警察組織で使われている事故再現図用のテンプレートとシンボル。
  • サイトプラン:木、ベンチ、駐車場、ライフライン、歩道などの drag-and-drop シンボル。道路、車道、歩道もそのまま使えます。
  • フロアプラン:家具、什器、照明、空調、配管、電気、セキュリティなどの大量のシンボル。
  • Google マップや衛星画像をインポート して、その上に縮尺を合わせて描ける。
  • PDF のインポート にも対応。
  • 複数人でのリアルタイム共同編集
  • Microsoft 365、Google Workspace、Atlassian などとの連携。
  • ブラウザ版とデスクトップ版の両方が用意されている。

「複数のドメインをまたぐ図を 1 つのツールでまかないたい」というケースでは、確立した商用の選択肢の 1 つです。

drawtonomy と SmartDraw は「上から見た道路シーンを描く」部分は重なりますが、対象とする領域はかなり違います。SmartDraw は広く浅く、drawtonomy は運転シーンに振り切った狭くて深いツールです。

drawtonomy が SmartDraw 寄りでは扱いにくいことができる点:

  • レーンに意味がある:方向、next / previous / left / right の接続情報を最初から持っている。隣接するレーンの境界点が共有されるので、片方を動かすと自動的に両方動く。
  • OpenSCENARIO 1.3 / OpenDRIVE 1.8 の書き出しで esmini 再生用 zip まで作れる。Lanelet2 OSM の往復もできる。
  • AI Scene Generator:自然言語や OpenSCENARIO XML から、編集できるキャンバスを生成する。
  • 無料、アカウント登録不要で使える。

逆に SmartDraw 側が圧倒的に強い点:

  • サイトプラン、フロアプラン、フローチャート、組織図、ネットワーク図など、ドメインの広さ
  • 複数人でのリアルタイム共同編集、M365 / Google Workspace 連携。
  • Google マップや PDF を取り込んで縮尺どおりに描き込むワークフロー。
  • 長年運営されている商用製品としての、エンタープライズ機能とサポート。

自然な使い分けは「ドメイン横断の一般的な図 → SmartDraw」「レーンの意味を扱う運転シーン、OpenSCENARIO や Lanelet2 への書き出しが要る → drawtonomy」。両者は同居して問題ないツールです。

広いブラウザダイアグラムのコミュニティの中で

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SmartDraw、drawtonomy、Excalidrawtldraw、各種スライドツールは、「ブラウザで描いてどこかに貼り込む」という同じ大きな枠の中にいます。SmartDraw はもっとも広いドメインをカバーし、drawtonomy はもっとも狭くて深い 1 ドメイン(レーン意識と OpenSCENARIO 対応のある運転シーン)を担当しています。両ツールの利用者層は、薄いところで重なるくらいなので、競合関係というよりは並列に存在しています。